Bb鍵盤(ベーケン)の制作

トランペットはなぜBbなんでしょうね

トランペットの「ド」はピアノでは「シb」
だから
伴奏したり掛け合い演奏したり
のときは
どちらかが移調するよね。
プロは平気かもしれないけど、アマチュアは面倒
イメージでパラパラ吹いたりするにはちょっとハードルがある
という人にお勧め

このキーボードは「トランペットと仲良し」Bb鍵なのだ


写真上は、ピアニカそのもの

下は別の個体を、まずバラしたところ

ちょっとさびていますが、音程もしっかりしてます。

みなさんの家庭に一台はあるのではないでしょうか?




発音体は見てのとおり、

ハーモニカと同じ、空気の通り道に薄い板が片持ちで固定してあって、

それがビラビラ振動するのだ

この板は白鍵、黒鍵まぜて全く半音づつ均等に配置されている。

コレを半音で2個低くなるようにずらせば良いのだ。

取り付けのネジも均等だから大変便利


これは2つに分かれているのだが、
この上の2穴部分を金ノコで22mm切り落とす。

そして、半音2個分発音体を高い方にずらして取りつけ

一番低い2半音の所に取りつける
ここは、接着剤で埋めて殺してしまう

これで、元通り組み立てて、

ハイできあがり。


注意する所は、隙間が開いたら接着剤をチョイチョイと塗ったりする訳だが

うっかりリードに接着剤がくっついたら
いかに少量でも
妙な音になる。
音程もメチャ狂う

それだけ!!!


出来たぁぁぁ
歌口もしっかりしたものにして

でないと、オリジナルの蛇腹チューブでは、演奏の合間にマウスピースを口から離したら、ダランと垂れ下がる。

カッコつきません

歌口製作は外径φ8、内径φ6のアルミパイプを丁寧に曲げて作った。

両端のプラスチップ部はもちろんオリジナルのもの

左の写真の
黄色は「C鍵」
青色が「Bb鍵」

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